内容説明
甘い女体と札束の誘惑に負けました…「銀座の先生」が横領、恐喝の罪を犯し、四年間の刑務所暮らしをする羽目に。警視庁出身の元弁護士による告白ノンフィクション。
目次
第1章 五〇〇〇万円横領、逮捕
第2章 栄光と転落
第3章 弁護士失格―橋梁談合恐喝事件の内幕
第4章 三途の川を渡る
第5章 刑務所ヤクザの陰謀
第6章 塀の中のトボケた面々
第7章 そして、地獄の顔となる
終章 塀の外に出てみれば
著者等紹介
内山哲夫[ウチヤマテツオ]
1948年、東京都に生まれる。1973年、中央大学第二法学部に在学中、警視庁に入庁(警察共済組合に出向)。1975年、同大学を卒業後、司法試験に合格、1977年、東京弁護士会に弁護士登録。1990年、顧客から預かった五〇〇〇万円を横領した業務上横領事件で逮捕・起訴され、東京弁護士会を退会。執行猶予中の1994年、橋梁談合をネタにした企業恐喝事件で逮捕・起訴され、1996年、実刑判決が確定、甲府刑務所に服役する。2000年に出所後、さまざまな職業を転々とし、現在、押谷法律事務所の調査員を務める
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