深紅

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  • サイズ B6判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062102858
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

一家惨殺事件。生き残った長女と、加害者の娘。二人は出会ってはならなかった。憎悪に蝕まれていく心の闇を描き尽くす書下ろし長編サスペンス問題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

41
★★★☆さすが脚本家上がりの売れっ子作家だけあって、奇抜な発想やストーリー、展開は群を抜いている感がある。とは言うものの、イマイチ感が拭いきれないのは、プロットや内容、筆致、スピード感などでついてこれてないのは映像化を意識して書かれた小説であるが故なのか、思いのほか期待値までは到達できなかった。2015/04/23

あや

12
【図書館】被害者の娘と加害者の娘。奏子がひたすら破滅への道を進んでいるように見えて恐ろしかったです。予想もしないラストでしたが、この形がお互いに一番良かったのかもしれません。2011/11/01

7
どこで自分が被害者家族だとばれるかハラハラしてましたが、最後まで言わないのね…ラストはあっさり。未歩まで殺人者にならなくてよかった。2011/06/05

こらっと

2
【2019-4】 小学校の修学旅行に行っている最中、両親と弟ふたりを殺された過去を持つ主人公が、犯人の娘と偶然に出会う。 被害者の娘が加害者の娘に近づき二人の関係が深くなっていく絡みが興味深い。2019/01/11

しわじい

2
何の罪もなく一番苦しめられているのは、奏子と未歩だ。隠れ家の中の深紅の一滴、一滴が未歩に降りかかる。恐ろしさを感じる。でも最後はあの「四時間」を経験する中で変わっていった。 犯人の娘と被害者の娘。面白かった。2014/01/24

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