談志ひとり会 文句と御託

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  • サイズ B6判/ページ数 440p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062102339
  • NDC分類 913.7
  • Cコード C0095

内容説明

世間では私を「我儘」「気紛れ」「勝手」なんぞと言います。いや、世間どころか家族もそう申しております。私は反省するどころかそれらを一蹴し、小馬鹿にしているのですから、我ながら“凄いワネェー”であります。殺気と狂気の「ひとり会」総集版。

目次

1年目 今度ァ何を演ろう
2年目 でもなあ…面倒くせえ
3年目 最後にゃ、己の本能に聞く
4年目 俺ァ知らねえ
5年目 何を言やァがる、このバカ野郎共
6年目 さァて、問題はここだ
7年目 金はイラナイから喋らせてくれ
8年目 これを芸術家の愚痴と言う
9年目 俺は一人で偉くなった
10年目 人間は生きるべきものに非ズ
11年目 あと四年、勝手に生きてやる
12年目 人生、いいことは二ァつない
13年目 俺の高座はバカにゃ理解らない
14年目 生意気なれど、愛想が尽きた

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ichishi Iida

0
“落語は人間の業の肯定”と私は言った。“人間の業ってのは何だ”と言われると、「人間なんざァ腹一杯になりゃあ動かないもんだし、働かないものだ」ということを前提にしていた。(中略)  非常にいい加減な言い方だが、業の肯定といっても、その業とはそこそこのものであり、まさか、人間が地球を壊すまでの行為をするとは思っていなかった。言い訳だが、お江戸の町の人間の中の業の克服の限界があった。136p --- 世間のが落語の世界より「業の肯定」をするようになったから「イリュージョン」重視に移行したってこと?2014/07/30

いこまる

0
溢れんばかりの自信と繊細さ。天才ですな。2013/03/17

norio sasada

0
https://blog.goo.ne.jp/sasada/e/c00e3a47fc8d14eef751d2f96b5baa5d https://note.com/norio0923/n/n432ec40b17262006/10/10

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