内容説明
今の日本の社会では、その人なりに、よくやったという褒め方はせず、立場や境遇とは無関係の実績だけが問題にされる。三メートルしか歩けなかった人が、百メートル歩いたら、それはエベレストに登ったことと同じかもしれない。尺度は、一人一人が持っていて当然なのである。
目次
第1章 民主主義も間違える
第2章 豊饒の中の日本人たち
第3章 外国から日本を見れば…
第4章 どこかおかしい政治と政策
第5章 愛が感じられない社会現象
第6章 少しはましな社会にするために
第7章 ほっとさせるいい話も
第8章 ほんとうの信仰とは何か
第9章 私流「幸せ」な暮らし方