内容説明
みちのくを愛し、中尊寺貫主をつとめた直木賞作家が、栄華をきわめ、やがて滅んだ藤原一族の歴史と人間模様を雄渾・緻密に描く。
目次
第1章 黄金花咲くみちのく―奥州藤原氏を訪ねて
第2章 奥州合戦―源頼義・義家と安倍・清原家の激闘 前九年・後三年の役
第3章 奥州藤原四代―その栄光と悲惨
第4章 付録―関係史跡案内と関係略年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
いいちゃん
11
炎立つの世界を別の視点で見てみよう、と思い立って読んでみた。とても読みやすく、興味深かった。著者が小説家だからたか、所々にその場の再現も差し挟まれていて小説を読んでいるような気分。奥州藤原氏、その偉大さに感じ入ると共に、最終的にはもう少し違う道がなかったのか、とやり切れなさも感じた。2015/08/13
スプリント
9
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」からこの時代に興味をもち書籍を読みあさっています。 平泉政権を築き上げた奥州藤原氏の歴史です。 清衡の波乱万丈の人生が一番印象的です。2022/04/10




