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  • サイズ B6判/ページ数 405p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784062054768
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

京都名刹の国宝梵鐘と6つの鐘。連続殺人の秘密を知るのは何処の鐘か。著者渾身、文芸ミステリーの傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Radwynn

5
陰に籠もって鳴った寺の鐘にはべったりと血が滴り、隅田川で見つかった遺体には鐘の撞き座の跡が。奇妙な死に方をした男は、しかし、何の不審も無い平凡な人間だった── 平凡な人間の足取り捜査こそ、難しいものなんだろうなあ。そして「平凡」な人間の「死」も、重なっていけば、そこには何かしらの、裏が見えて来る。光彦さんはやっぱり変な奴だと思うよ。変っていうか、普通じゃ無い。探偵役としては、普通のことだけどw 高松、尾道、そして富山の高岡、と堂々巡りめいた捜査に、あと一歩の確証が得られぬ歯がゆさが今回のキモでした。2017/08/31

二分五厘

0
1993.9.22

ココアにんにく

0
1991年11月読了。 発売後即購入

チャーリー

0
いつもながら浅見探偵(!)の想像力と謎解きには感服します。2014/05/30

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