内容説明
ひと夏のあいだに株でひともうけして、好きな女の子にパールの指輪をプレゼントのはずだったのに、進の夏は、なぜか思いもかけないなりゆきに。あの夏の日々、ほんとに好きになったのはだれ?十代の恋のはじまりを清々しく描いた物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オドリ
1
脇役の叔母さんが、魅力的で好きです。一気に、読んでしまいました!2019/09/12
レイモンド
1
斉藤洋さんの作品としては異色の青春?小説。株のしくみや高級腕時計のうんちくなども出てきて、恋愛ばなしで終わる斉藤さんじゃないよね、って思った。残念ながら「no image」になっていますが、講談社版のこの本のイラストは林静一さん。主人公・進のおじさんが、ヤンクミのおじいちゃんを思わせるような職業なのか? その奥さんの幸子さんがいいキャラ。進が本当に好きな人を当てる理論がナイス! 結論。やっぱり斎藤洋さん、好きだ~!2014/08/31
工吉
1
中学生のときに読んで以来、すごくすきな本。何度読んでもいい。2011/02/04
Mamiko
0
妖アパの香月さんの世界から、不思議成分をだいぶ抜き取ってオトコノコ臭を足した感じ⁈(私見ですみません)色々な人がいて、色々な考え方があっていいんだって事。主人公が自分を客観視出来てる。大人を上手く利用するのも大事だよね。2014/04/11
anchu-myo-
0
初めて株の仕組みに触れた本。2002/10/24