内容説明
僕の名前は山岸陽介。26歳、独身。物書きになろうと奮闘しているがいっこうに芽が出ない。梅雨どきの蒸し暑い夜、白いマンションの二階から助けを求める声を聞いた僕は、その声のした部屋に入ってみた。一人暮らしの若い女性を狙う連続強姦魔のことが話題になっていたからだ。ところが、部屋の中で女性の死体を発見した僕は、とんでもない事件に巻き込まれてしまう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
12
女性の暴行事件を目撃し、犯人と間違われ追われることとなった主人公・・・。ストーリーとしては単純に進んでいき、折原一の作品の中ではややこしさはなかった気がします。しかし、後味は悪かったです。2012/08/08
石
5
なんだこの結末は!?本当の真犯人って…2016/11/22
いもぷ
2
むむむ…。最後がわからない…。2015/07/20
山田ケンタ
2
登録数少なっ。我らが折原でありますぞ。まぁ古い本やから仕方ないか。 相変わらずの折原調。叙述トリックは少な目。だがしかし、それくらいがバランスが良い模様。再読することはないでしょう。2013/08/02
鈴と空
2
「トリッキィ」だとは確かに思うし、折原さんらしいとも思う。けど、どうにも好きだと思えない。2009/05/05