感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ピオリーヌ
11
表題だけでなく、ルネサンス期の傭兵の戦争、コンキスタドールの進撃、30年戦争、宗教改革期の戦争、オランダのシー・パワーと手広く網羅された内容。スペインを代表するテルシオに関する記述が無かったのは意外の感。小コラムも「大砲から軽銃へ」「種子島以後」「アンボン事件」「シー・パワーとしてのイギリス」「ルイ十四世の戦争」等充実。オランダの興隆と没落も印象的。2023/12/21
印度 洋一郎
2
表紙は生頼義範先生によるラスボス感満点のエリザベス一世。内容は百年戦争後のヨーロッパの戦史。宗教改革絡みのドイツの騎士の戦争や三十年戦争、アメリカ大陸のスペインのコンキスタドールの征服戦、シーパワーを巡るイギリスの覇権を確立する英西戦争と英蘭戦争など。アステカ帝国やインカ帝国はコンキスタドールに兵力で遙かに勝りながらも支配体制内の部族対立という弱点を突かれ、ヨーロッパ人の持ち込んだ免疫のない天然痘で人口が激減したために敗北。そして、ヨーロッパの後発国同士だったイギリスとオランダの運命の分岐も興味深い。2022/12/14
yanapong
1
題名は『大航海時代の戦争：エリザベス女王と無敵艦隊』。傭兵、コンキスタドール、宗教改革、30年戦争、アルマダ、英蘭戦争。一通り抑えられていて分かりやすい。2010/12/02
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- 和書
- もぐらのもぐちゃん
