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出版社内容情報
【内容紹介】
小学校低学年より
賢治童話のイメージを豊かにひろげた絵本。
気のいい白象が欲ばりの地主的資本家に、こきつかわれます。白象はくるしくて、森の仲間に手紙を書き、その仲間の象たちが白象救出に押しよせます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
20
「遥かに届くきみの聲」に出てきて。気のいい象は、オツベルにいいようにこき使われる。喜んでもらうと、うれしかったのだろう。でも、限界まで来た時に……。最後の笑顔でホッとしたけれど、もっと早くても良かったのに、とも思った。三木さんの絵は繊細で、幻想的。2020/09/23
チェアー
7
人間の欲望はどんどんエスカレートし、生き物をモノとしか見なくなる。働くことの喜びや、他人のためになることへの喜びは、欲望のもとに悪用される。この構図はどこにもあり、いまなお正されていない。 2023/12/31
星空
0
昔、教科書で読んだことあったかなー。ひどいオツベル。2016/12/15
みなみ
0
中学校の教科書以来じゃないか?沙羅双樹とサンタマリアが同居する不思議空間。白象がはじめてオツベルのところにきた時の台詞と、白象を取り返しに来た象の襲撃の台詞がかぶる。この言葉をどこかで聞いたと思っているうちに踏みつぶされるオツベル…うわあ、どこをとってもじりじり来るなあ…どうして象は最後寂しく笑ったんだろうって、教科書で読んだ時は理由を考えなくてはいけなかったんだけど、考えなくても分かる気がした。2012/10/02
のすけ
0
象は、くさりを「うで時計だよ」といわれてつけてかわいそうだと思った。2010/07/07