内容説明
湯原直子がある邸から持ち帰った稀覯本は、直子の勤める古書店の客磯部の蔵書から消えた品だった。驚いた直子がその邸を再訪するともぬけの殻。住人も家具も花壇もすべて一日だけのトリックだった。誰が、何のために。一冊の古書の謎がやがて過去の惨劇を明るみに出す。練達の筆で描く出色サスペンス。
湯原直子がある邸から持ち帰った稀覯本は、直子の勤める古書店の客磯部の蔵書から消えた品だった。驚いた直子がその邸を再訪するともぬけの殻。住人も家具も花壇もすべて一日だけのトリックだった。誰が、何のために。一冊の古書の謎がやがて過去の惨劇を明るみに出す。練達の筆で描く出色サスペンス。
4月19日~4月25日