内容説明
由利江は驚いた。気がついたら自分の心臓が止まっている。いったい何が自分に起こったのか。生き続けるためには他の人間の生命エネルギーを奪わなければならない。殺人を犯してまで生を選ぶのか。大学のキャンパスに迷い込んだ由利江を追いかけて、夫・広造はついに銃を手にした。傑作ホラー長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fuuchan
3
なんとなく、本は読みたいけど、頭は使いたくない…てことで、気楽に読める本を求め、私の中で、プチ赤川次郎ブーム。可もなく不可もなく。2012/06/09
あおやん
2
ちょっと怖くて、ちょっと泣けました
ぽるる
1
ブクオ2015/09/25
ゆき
1
初めて読んだ赤川作品。軽い文体でさらりと読める。米原由利江は他の人間から生命エネルギーを奪い続けなければ生きていけない身体になってしまった。殺人を犯し続ける由利江を夫と、良介らが追うという話。設定は面白いけど・・う~ん。よくある結末。でもそれが二人にとって最善なのかも。
二分五厘
0
1993.9.4