出版社内容情報
【内容紹介】
帝高校に謎の美少女・村雨紫水(むらさめしすい)が転校して以来、学園には空飛ぶ警官や色仕掛けで迫る美人教師らが跳梁し始める。それまで喧嘩に明け暮れていた2年生の悪気乱作(あこぎらんさく)だが、紫水は「地球を救えるのはあなたしかいない」と言い、彼らはエイリアンだと主張する。著者入魂の学園バイオレンス・ロマンの最高傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キー
6
1988年作品『魔人学園』と同様に、学園バイオレンスになっています。 『魔人学園』よりは現実に近い世界観で、宇宙からの侵略者が人間の姿になって学園街に現れるという設定がノスタルジック。 設定の詰めが甘いのか、主人公がなぜ地球人代表として宇宙人とバトルするのか、というのが最後まで謎。 せっかくのラストバトルがそれほど盛り上がらないのは、『魔人学園』もそうでしたね。 ただ、『魔人学園』よりも登場人物達に個性と魅力があり、その点は楽しめました。 ちょっと切ないラストもいいです。2024/08/09
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