講談社ノベルス
石の繭―警視庁捜査一課十一係

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  • サイズ 新書判/ページ数 281p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784061827776
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

大ヒット小説の仕掛け人オススメ!
白熱する頭脳戦と予想外の結末は必読! ――梅原潤一さん(有隣堂横浜駅西口店)
新米女刑事vs.復讐に燃える殺人鬼! ヤバすぎ知能犯!

警視庁のお膝元・新橋で、モルタルで固められた異様な惨殺死体が発見される。翌朝、特捜本部に掛かってきた犯人からの電話で事態は急転! 毎回話し相手に指名される新人刑事・如月塔子(きさらぎとうこ)は、犯人が巧みに計算した言葉から手掛かりを探ることに。だが、警察を嘲笑うかの如く魔の手は次の標的に迫る! 大胆不敵な犯人の真の目的とは!? 本格ミステリの緻密さと警察小説の迫力が融合! 鮎川賞作家・麻見和史の新機軸!

麻見 和史[アサミ カズシ]
著・文・その他

内容説明

警視庁のお膝元・新橋で、モルタルで固められた異様な惨殺死体が発見される。翌朝、特捜本部に掛かってきた犯人からの電話で事態は急転!毎回話し相手に指名される新人刑事・如月塔子は、犯人が巧みに計算した言葉から手掛かりを探ることに。だが、警察を嘲笑うかの如く魔の手は次の標的に迫る!大胆不敵な犯人の真の目的とは!?本格ミステリの緻密さと警察小説の迫力が融合!鮎川賞作家・麻見和史の新機軸。

著者等紹介

麻見和史[アサミカズシ]
1965年千葉県生まれ。立教大学文学部卒業。2006年に『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。大学の解剖学教室を舞台にした医療ミステリーで注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タックン

89
小柄で童顔な新人女性刑事を主人公にしたテンポのいい刑事推理物で楽しく読ませてもらいました。(石の繭)って題名のつけ方が秀逸だったし最後のどんでん返しも意外性があった。でもなあ犯人を途中で簡単に明かせちゃうのはどうなんだろう?あと犯人がヒロインに簡単にやられちゃうのもなあ・・・・・。このシリーズ・誉田哲也の姫川シリーズにグロイ殺害方法とかヒロインキャラ設定や居酒屋でミーティングするとことか似てるけどどっちが先なんだろう?堀北あたりでドラマ化したらいいかもね。まあ面白いから次も読んでみます。2014/12/13

sin

64
陰惨な殺人事件を扱ってはいますが主人公塔子のキャラクターが、まあこれといって特徴的という訳ではないのですが、でもかえってそんなところが良くて、なんとなくほのぼのと女刑事の成長物語的に読み進めていたら最後にガツンと来ました。物語全体に散りばめたパズルのピースを作者は見事に組み立ててみせます。最初から彼女ありきの…いや、ここから先は申せません。是非、読んでみて確かめてほしい。2015/09/09

達ちゃん

45
前から気になっていたシリーズですが、期待通りの面白さ。後半は予想もしない展開で怒涛のラストへ。シリーズ追いかけます。2019/02/11

ゆみねこ

43
麻見さん、初読。中々面白かったです。ヒロインは父と娘、2代に渡る警視庁の新人刑事如月塔子。新橋の廃ビルで殺人事件が起こり、捜査会議の最中に犯人を名乗る人物から電話が入る。犯人の目的は何なのか?展開がスピーディーで読みやすかった。これはシリーズのようなので、ちょっと追いかけて読んでみたくなりました。2014/08/02

Rin

37
【図書館】ミステリーとしてもしっかりとしていて、警察ものとしても楽しめる。そして主人公の如月さんとチームのメンバーが個性的で、彼らのやり取りが楽しく、残虐な事件の中、ほっとできる瞬間もあり読むのが苦ではなかった。なによりも犯人が判明してからも勢いが衰えることなく、最後まで興味を刺激されながら読むことができた。如月さんはまだまだ、これから成長していくのだろうし、チームとしてのまとまりや信頼関係も続巻に期待できそう。刑事とは、そしてなぜ犯人は事件を起こしたのか、次の事件も楽しみに追いかけていきたいと思います。2015/10/17

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