内容説明
TV番組の鑑定団に、大坂城落城の際、炎を避けるために、千姫が頭からかぶったものだという打かけが出品された。持ち主は、自ら千姫の末裔を名乗る姫路在住の美女。この番組への出演をきっかけに、注目を浴びはじめた彼女だが、接近を図った者たちは次々に無惨な死を遂げ…。時を超えた京太郎浪漫、最新作。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。’65年、『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。’81年には『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞に輝く。鉄道推理に新境地をひらき、トラベルミステリー隆盛の先駆者となった。人気・実力ともに、他の追随を許さない超流行作家である
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