内容説明
青森県新郷村。キリスト伝説の地で、男が十字架に首を吊った。同行の美少年は、謎の言葉を残して闇に消える。さらに京都、香川と怨霊伝説の里で怪事件が続発し、美少年の姿が見え隠れする。彼に取り憑いたのは崇徳院の怨霊か?そしてソロモンの秘密は四国に眠るのか?興奮と戦慄の書下ろし歴史ホラー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
0
この小説、昭和63年に発行されています。でもあまり古い感じはしません。崇徳院とか早良親王とか、怨霊界では超有名人だからかな……。内容は後の「竜の棺」の芽が感じられる気がします。ホラーなんだけど、怖いというより面白いって思いました。剣杏之介って人、九鬼虹人の原型のような気がするけど虹人より私にとっては魅力的な人物。続き書いて戴きたいなぁ。もっと活躍読みたいです!2015/03/30
慧
0
★1/2
chill
0
この本を読んでから崇徳院が好きすぎる。しかしいつもエンディングが残念だよ高橋克彦。