出版社内容情報
【内容紹介】
東京上空にうかぶ、アトムの形をした風船は、無差別に市民を傷つける風船爆弾だった!市民の怒りをかったアトムは、真相の突明にのりだした。爆弾さわぎにかくされた陰謀とは?「悪魔の風船の巻」他6編を収録する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Schuhschnabel
3
悪魔の風船の巻/地球最後の日の巻/悪役たちのロボットの巻/うそつきロボットの巻/すりかえ頭脳の巻(原題 井地の巻)/タイムマシンの巻/盗まれたアトムの巻2018/07/27
赤字
3
図。広い意味で手塚はヒューマニストだ。アトムが住む街(東京?)で生活をしている人間達は愚鈍な存在でロボット達が人間より優った人種に描かれている。2012/08/28
悸村成一
2
端本。「地球最後の日の巻」、「盗まれたアトムの巻」他全7編。TVアニメでよく観たが本のほうは余り読んでいなかった。懐かしい、の一言。 C562016/09/05
HIRO1970
2
⭐️⭐️⭐️子供の頃に読みました。2005/10/04
松田望
2
「地球最後の日の巻」横山光輝『マーズ』と同じく、宇宙から送られてきた人間そっくりの爆弾が主人公。彼が爆発するかどうかは周囲の人々の善意に関わってくるわけで、僕も他人にほんの少しでも優しくしようと思った。窓の外であの歩いている人も本当は爆弾で、僕の些細な一言で地球が粉々になるかもしれないから……2014/04/20