内容説明
アメリカのワールド・ビジネスを支配する若き経営専門家はいかに養成されるのか？磨きぬかれたカリキュラム、過酷なワーク・ロード、激論とびかう授業。ハーバード、ミシガンなど経営大学院の実態を詳細に紹介しつつ、２１世紀のビジネス社会を展望する。
目次
プロローグ ＭＢＡとは何か
１ アメリカのビジネス・スクール―その実像
２ 現代のビジネス・エリート―ＭＢＡの卒業生たち
３ ビジネス・スクールのカリキュラム
４ ＭＢＡのマネジメント能力
５ アメリカのＭＢＡ批判
６ 日本のＭＢＡプログラム
エピローグ 西暦２００１年のＭＢＡ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anarchy_in_oita
2
1991年に出版されたこの本の内容には、既に「強欲から倫理へ」というMBAの指導が立脚する数値至上主義に対する反論が含まれている。それにもかかわらず、30年経った現在でもMBA取得者が持て囃されているのを見ると、逆説的にその優秀さが証明されているように思える。非営利法人の経営を学べるカリキュラムがあることは覚えておく。2019/12/18
DonaldTrump
1
慶應義塾大学のMBAをつくった創設者の一人による、自伝 兼 アメリカMBA生活体験記。2010/02/24
轟
0
MBAは経営者にとっては道具として存在するべきであり、その他に企業家精神を持ち合わせていない経営者は、プロフェッショナルではない。2013/11/12
