講談社文庫<br> 世界ユーモアSF傑作選    1

講談社文庫
世界ユーモアSF傑作選    1

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

66
海外のユーモアは理解しづらい。洒落た落とし噺と云うのであろうか?それをSFの文脈に移して趣向が凝らされていて…編者が発想の飛躍と云うその主旨は理解出来るが古いせいなのか「はあ、それで…」なのだ。況してやSFそれ自体を皮肉った風刺の辛辣さには苦笑いしか浮かんでこない。「笑えない」ギャグの笑いではないことは確かなので仕方がないのだが…文化が違うせいだろうか?子供の頃視た海外ドラマの物語の展開に合わせて笑い声が挿入されるわざとらしさを思い出す。ただ自分はユーモアを解さぬ堅物と捉えていただいてよいのかもしれない。2021/02/05

kokada_jnet

50
浅倉久志氏の英米ユーモアSFへの愛がつまった一冊(というか、二冊のうちの一冊目)。2巻が読書メーターにないので、こちらに書きますが。2巻の編者後書きで浅倉さんが「ソ連・ヨーロッパの作品については、F・ロッテンシュタイナーによる第三巻の編集が予定されている」と書いていて。この3巻目も、ぜひ読みたかったがこの本は刊行されなった。またAmazonレビューでこの本を「つまらない」として★1個にしている方がいるが。かなりSFマニアの方なのに、ファーマー「進めや 進め!」の「地動説が正解」のオチがわからなかったそう。

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