新イラスト版コロボックル物語
豆つぶほどの小さないぬ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784061335240
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

日本初のファンタジー名作、「コロボックル物語」シリーズの挿絵を、画家・村上勉が新たに全点描き下ろした! 注目の新装版第2弾。 日本で初めての本格的ファンタジーとして、1959(昭和34年)の初版から読みつがれてきた傑作「コロボックル物語」シリーズ。毎日出版文化賞、国際アンデルセン国内賞も受賞しています。また、最近では人気作家の有川浩氏が、佐藤さとる氏公認で書くことになっている「続編」にも注目が集まっています。
 このたび、「コロボックル物語」でデビューし、その挿絵を手がけてきた画家・村上勉氏が、画業50年を迎え、創作の集大成として、すべての挿絵を新たに描き下ろしました。
 円熟したイラストとともに、手に取りやすいサイズで刊行する「新イラスト版 コロボックル物語」です。

 小山にすむ小人の一族、コロボックルたちは、むかし豆つぶほどの小さないぬを飼っていた。コロボックルよりも、もっとすばしっこくて、りこうな動物だったという。
 ところが、死にたえたといわれていたそのマメイヌが、いつまでも生き残っているらしい。
 マメイヌさがしに、コロボックルたちの大かつやくがはじまった。
「だれも知らない小さな国」の続編。 

※小学5年以上漢字にルビつき

佐藤 さとる[サトウ サトル]
著・文・その他

村上 勉[ムラカミ ツトム]
著・文・その他

内容説明

小山にすむ小人の一族、コロボックルたちは、むかし豆つぶほどの小さないぬを飼っていた。コロボックルよりも、もっとすばしこくて、りこうな動物だったという。ところが、死にたえたといわれていたそのマメイヌが、いまでも生き残っているらしい。マメイヌさがしに、コロボックルたちの大かつやくがはじまった。『だれも知らない小さな国』の続編。

著者等紹介

佐藤さとる[サトウサトル]
1928年、神奈川県生まれ。『だれも知らない小さな国』で毎日出版文化賞・国際アンデルセン賞国内賞などを、『おばあさんのひこうき』で児童福祉文化賞・野間児童文芸賞を受賞。日本のファンタジー作家の第一人者として知られる

村上勉[ムラカミツトム]
1943年、兵庫県生まれ。「コロボックル物語」シリーズのほか、挿絵、絵本、装丁など幅広く活動。『おばあさんのひこうき』(佐藤さとる)で小学館絵画賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーコ

52
『だれも知らない小さな国』が面白かったの で 早く次が読みたくて・・・。せいたかさんと おチビ先生、結婚したんですね~♪ 今回も、とても楽しめました。『豆つぶほどの小さな犬』を、見たくてウズウズ。コロボックル達と一緒に探している様な気持ちになりネズミに襲われる場面ではハラハラ❢ 欲を言えば最後も、もう少しじっくり書いて欲しかった様な。。。小さないぬ、見てみたい気持ちでイッパイです。夢の世界を有難うございます。早く『星からおちた小さな人』を読んでみたいです。2017/05/14

くぅ

44
うーむ。どんな犬だったんだろう(●´⌓`●)?どんな色でどのくらいの大きさなのかなぁ(●´⌓`●)?鳴くのかなぁ(●´⌓`●)?…な〜んて思いながら本を閉じた。捕まえるまで、カタツムリの殻でわなを作ったり、肝油をつけて罠を設置したり、ドキドキしながらクリノヒコや仲間たちと一緒の気持ちで読んでいたのに、最後の最後で置いてきぼり感が…( ▽|||)おチビちゃんも最初は怪しげだったけれど、いい子だということがわかって安心。クリノヒコとおチビちゃんの今後も、コロボックル通信社の今後も、とっても楽しみ。2016/10/27

KEI

37
コロボックル シリーズの2作目。セイタカさんの味方によって「コロボックル小国」が出来上がった。学校や工場などの組織も出来て来たところへ、思わぬ出来事が起こった。それは昔、コロボックルが飼っていたマメイヌが、未だに生きて竹林の中にいるという話だ。さて、本当にマメイヌはいるのか? コロボックル通信社の編集長となったクヒノヒコの描く物語。昔に戻ってワクワクしながら楽しみました。2018/09/18

Tadashi_N

25
当時の現代と折り合っているファンタジー。好奇心豊かなコロボックルたち。2019/03/24

るるみこ

24
シリーズ2作目。前作に出てきた子たちが出世してた(笑)本作はクリノヒコ、通称“風の子”たちコロボックル通信社の仲間達のお話。通信員、風の子・フエフキ・ハカセ・サクランボ・ネコ、そしておてんばな女の子クルミのおチビちゃんたちが大活躍。絶滅したと思われていた豆つぶほどの犬(マメイヌ)を追い求める彼等の奮闘がとてもよかった♪風の子とおチビちゃん好きだわ~、あとネコも恰好良い!!前作はせいたかさんがメインでしたが、今回はコロボックルたちがメインでよりファンタジーの世界を楽しめました。3作目以降も今から楽しみです☆2016/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9847826
  • ご注意事項