- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 講談社ブルーバックス
内容説明
モノに触れるなら、やわらかくあたたかいモノに触れてみたい―。私たちはいつもそう願っている。テクスチャーは、モノ自体の美しさや存在感にも関係のあることだが、モノをつくっている素材の質感や、それをどんな目的で使うのか、また、人の感情や感性にも深いところで関わっている。モノがあふれているこの時代こそ、ほんとうにいいモノとは何かについて、改めて考え直してみる時期なのではなかろうか。日常経験している、手でさわる、舌でさわる、目でさわることから、テクスチャーの世界をしばし探検してみよう。
目次
第1章 身のまわりのテクスチャーをさがす
第2章 テクスチャーとはなんだろう
第3章 テクスチャーを科学する
第4章 テクスチャーをつくる素材
第5章 テクスチャーを測定する
第6章 テクスチャーを創造する