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内容説明
バイオテクノロジー、バイオインダストリーという言葉がいまもてはやされている。たしかに遺伝子操作・細胞融合などの新しい手法は、いままで地味だった生物学の潜在的な応用力の大きさを明らかにし、社会全体からその実用化が期待されている。だが、人間がギリシアの昔から知性として追求してきた生きものの謎は、本当に解けつつあるのだろうか?いわゆるバイテクの可能性を踏まえながら、その基礎となる伝統的なバイオロジーの課題が、いまどのように解き明かされつつあるかを紹介する。
目次
バイオ時代の基礎生物学
第1話 細胞は協調する
第2話 細胞からビルディングをつくる
第3話 細胞社会の柔軟さ
第4話 細胞から個体をつくる