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出版社内容情報
よみきかせ日本昔話4,5歳むけ夏の巻。小さな小さな男の子、いっすんぼうしの大活躍。ゆうかんにお姫さまを悪い鬼からまもります! よみきかせ日本昔話4,5歳むけ夏の巻。
子どもがいなくてさびしく思っているおじいさんとおばあさんが、神さまにお願いすると、ある日おばあさんの親指がぷっくりふくれ、小さな男の子が生まれました。ふたりはこの子に「いっすんぼうし」と名づけ大切にそだてます。かしこく、りっぱな若者に成長しますが、大きさは小さいまま。
ある日、いっすんぼうしは「京の都へでたい」といいだし、針の刀を腰に、おわんの船を箸の櫂でかきながら旅立ちます。京で、大臣さまのお姫さまのお相手として召抱えられたいっすんぼうし。ある日、お姫さまのお供で清水寺へいくと、現われたのは3匹の鬼。みんながお姫様を置いて逃げてしまう中、いっすんぼうしは、ゆうかんにお姫さまを守ります。
そして鬼が残していった打ち出の小づちを、お姫さまがふるうと……!?
令丈ヒロ子さんの文、堀川理万子さんの絵で描きだされる、いっすんぼうしは可愛く元気。とくに、いっすんぼうしがぐんぐん大きくなるシーンはわくわくします!
おおよそ5分ほどでよみきかせることができる長さです。
おまけの短いお話「おはなしもうひとつ」は、「したきりすずめ」を掲載。
令丈 ヒロ子[レイジョウ ヒロコ]
著・文・その他
堀川 理万子[ホリカワ リマコ]
著・文・その他
内容説明
おやゆびからうまれたちいさなおとこのこ、いっすんぼうし。「わたしはひろいよのなかにでてみとうなりました。」おわんのふねにはしのかい。みやこをめざしてたびにでます。小さくても、ゆうきと思いやりはひといちばい。「したきりすずめ」も収録。
著者等紹介
令丈ヒロ子[レイジョウヒロコ]
1964年、大阪市に生まれる。嵯峨美術短期大学(現・京都嵯峨芸術大学)卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で、独特のユーモア感覚を注目され、作家デビュー
堀川理万子[ホリカワリマコ]
1965年、東京都生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科卒業、同大学院修了。絵画作品による個展を毎年開催するほか、グループ展、出版など幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あおい
おはなし会 芽ぶっく
雨巫女。@新潮部
ヒラP@ehon.gohon
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