内容説明
少女から大人へ、大人から少女へ―女の子が手にしたのは、昔ママが読んだ絵本。時をこえるお話。
著者等紹介
石井睦美[イシイムツミ]
神奈川県生まれ。フェリス女学院大学卒業。毎日新聞小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞を受賞。大人の読者向けに駒井れんの筆名で著した『パスカルの恋』(朝日新聞社)は、2003年の朝日新人文学賞を受賞するなど、活躍の幅をひろげている。また、翻訳を手がけた、『ジャックのあたらしいヨット』(作・サラ・マクメナミー/BL出版)は2006年、第53回産経児童出版文化賞の大賞を受賞
宇野亜喜良[ウノアキラ]
1934年愛知県生まれ。名古屋市立工芸高校図案科卒業。カルピスの広告課、日本デザインセンター、横尾忠則、原田維夫と設立したスタジオ・イルフィル、スタジオ・Reを経てフリー。日宣美特選、日宣美会員賞、講談社出版文化賞挿絵賞、サンリオ美術賞、赤い鳥挿絵賞など受賞多数。1999年紫綬褒章受章。小説の挿絵、人形制作、書籍の装画・装丁、舞台・映画のポスター等作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mai
38
表紙とタイトルに惹かれて手に取りました。少し切ないお話。大人も楽しめる絵本でした。2013/12/26
どあら
19
図書館で借りて読了。2023/05/19
ヒロ@いつも心に太陽を!
18
絵がとても雰囲気があってステキ。おばあさんだった娘は、きっと今、大好きなあの人と一番幸せな時を過ごしていることでしょう(*^∨^*)2011/11/12
ヒラP@ehon.gohon
13
【再読】大人のための絵本2022/06/15
R子
13
石井睦美さんと宇野亜喜良さんのコラボ絵本♪ロマンチックなタイムトラベルものです。あの日あのときに戻りたいと思う瞬間は誰にでもあるはず。はるかはおばあさんに協力し、願いを叶えようとします。ラストがとても素敵。宇野さんの描く女の子は無表情なんだけど、だからこそ色々なことを語っているようで見入ってしまいます。2013/07/03