出版社内容情報
【内容紹介】
コロボックルが本気で走れば、人間の目になんか見えるはずがない。ところが、ふしぎな目をした男の子タケルには、そのすがたが見えるのだ。へそまがりの、がんこもののじいさまコロボックルは、タケルにみつけられ、2人のあいだにきみょうな友情がめばえてくる。コロボックルと友だちになった人間の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
30
ヒトの登場人物は重ならないが、同じ世界観なので安心できる。2019/07/15
Rie
15
コロボックル小国のつむじまがりツムジイ。つむじまがりではあっても勉強家で皆から一目置かれる存在、ある時つむじをまげて街へでた。年ではあるけどまだまだ動きは速い。それなのにその姿を目で追うことのできるおとこのこタケルに出会うお話。コロボックルの中にも仲間からほんの少しだけど離れて暮らし気難しいのもいるんだなと。歴史に詳しい存在って大切。街が変わっていく様子に少し寂しい気もする。百万人に一人ってタケル坊すごい。2014/05/21
るるみこ
14
シリーズ4作目。前作の『星からおちた小さな人』を読んでからだいぶ期間が空いてしまったので登場するコロボックルたちをちゃんと覚えているか心配でしたが…問題なく楽しめました♪これまでの3作とは少し視点や登場人物が異なっており今回はコロボックルのおじいちゃんツムジイとコロボックルを見ることができるふしぎな目の持ち主タケル少年、タケルにそっくりなコロボックルの男の子ツムジがメインの物語。今回は図書館で借りましたが、新イラスト版が出版されたら改めて購入したいと思います。2017/05/14
椿
12
この巻は、せいたかさん一家は出てこない。コロボックルの動きを目で追えるタケルの力が羨ましいよ。このままずっと、大人になるまでタケルは「トモダチ」を信じていけるのかな。2015/04/04
おはなし会 芽ぶっく
10
読書会【テーマ 伝えていきたい子どもの本】 おすすめリスト (朝読書高学年) シリーズ コロボックルの社会の発展。2014/04/15