出版社内容情報
秀吉が織田信雄を唆して謀反を起こせば、家康は織田信忠を浜松城に幽閉する。それに対して柴田勝家が挙兵。前田利家は勝家と行動を共にする。しかし家康の謀略により、勝家は壮絶な最期を遂げる。この時より利家は鬼神となり、天下を手中にすべく動き始める。
内容説明
秀吉が織田信雄を唆して謀反を起こせば、家康は織田信忠を浜松城に幽閉する―この両雄の野望を討ち果たすべく、柴田勝家は二万の兵を挙げて進軍を開始した。一方、前田利家は家康・秀吉の誘いを一蹴し、勝家と共に一世一代の賭けに出る。しかし、家康が仕掛けたさらなる謀略によって、勝家は壮絶な最期を遂げた。この時、利家の中に修羅が生まれる。正に鬼神と化した利家が、天下を手中にすべく新たなる戦いに挑む。
著者等紹介
神宮寺元[ジングウジハジメ]
1956年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。菅原道真の晩年に題材をとった、『孤舟の夢』(歴史ピープル)で作家デビューし、その後、王朝ホラー『疱瘡将軍』などの本格的な歴史小説を次々と発表している
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