出版社内容情報
昭和二〇年四月、クーデター騒動を経て日本は吉田茂を首相として新体制になった…「通商護衛機動艦隊」のシリーズ第二部開始!!
昭和二〇年四月、クーデター騒動を経て日本は吉田茂を首相として新体制になった。英国との休戦協定の交渉、米国とは停戦交渉を進める日本は、インフラ抑制など国内の経済体制に着手。しかし世界ではソ連が不気味な動向をみせていた…シリーズ第二部開始!!
内容説明
1944年、日米英の停戦交渉が進む一方で、欧州情勢はドイツの混乱と、ソ連の東欧侵攻という新たな局面を迎えていた。ドイツに向かう日本の特設船団。その前途に待ち構える新たな敵「ドイツ人民軍」とは?通商さんの新たな戦いの幕が開く。
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年、北海道夕張郡長沼町生まれ。上京後、戦略シミュレーションの原案などで活躍後、確かな歴史観に裏打ちされた架空戦記小説で人気を集める。2000年以降は、科学的アイデアと社会学的文明シミュレーションが融合した作品を次々に発表し、新時代ハードSFの旗手としても期待を集めている。宇宙作家クラブおよび日本SF作家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ikedama99
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続きを買ってきたので読み直し、読むほどに、ドイツ人民軍のいびつさを感じる。2012/10/16
ikedama99
1
この間の続きです。戦争をどう終わらせるか・・に国ごとの思惑が絡んできて、ねじれた状況がある。ドイツ人民軍の存在意義はそのねじれの象徴か。相変わらずの「乾いた雰囲気」がある。今後期待。2012/08/03
Kenny00h
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おー、帝国海軍、強いじゃないの!その反面、今回は通商さんの出番はあまりなかったかな。なんか、めんどくさい国際情勢のようで、こりゃ松平計画主任が活躍することになるのかな。2012/10/07
アオイ模型店
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新シリーズ開幕なのに、通商さんの出番がほとんど無いとは(笑)2012/08/06