学研雑学百科
宇宙のしくみ―わかったことわからないこと最新宇宙論 IPMUの6人の頭脳がわかりやすく解説

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  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784054045934
  • NDC分類 440
  • Cコード C2040

内容説明

宇宙について、どこまでわかり、何がわからないかが、よくわかる。東京大学数物連携宇宙研究機構の6人の科学者がわかりやすく解説。最先端研究者ならではのリアリティあふれる内容。

目次

第1章 宇宙はどのように始まったのか?(太陽が大爆発しても8分くらいはわからない;木星、土星は1時間コース!? ほか)
第2章 宇宙は何でできているのか?(「ホンマかいな!」から宇宙の構造へ;正体不明の存在であることの証明!? ほか)
第3章 宇宙の運命はどうなるのか?(宇宙の終わりの予言「ビッグ、リップ」;重力vs.暗黒エネルギー ほか)
第4章 宇宙はどんな法則に支配されているのか?(巨大な宇宙を解き明かすカギは、究極にミクロな世界にある;物質は何からできているか ほか)
第5章 そもそも我々はなぜ存在するのか?(「私たちはなぜ存在するのか」;インフレーションが残したほどよいムラ ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

15
今をときめく村山斉氏をはじめとしたIPMUの研究者が、もはや哲学の領域にまで近づいた最先端の宇宙論を分かりやすく解説する。宇宙論の歴史からブレインワールドまで、カラフルな図解と平易な語り口まで現状わかってることわからないことを明らかにし、最後に人間と宇宙の存在という哲学的な問いかけにまで文章が及ぶ気合いの入った臨場感溢れる一冊、暗黒物質と暗黒エネルギーの正体と成り立ちを解き明かす理論が次なる宇宙論革命の入口となるだろうとか、解説だけで詩的イマジネーションもびしばし働きそうな面白さ2013/08/31

12
量力学や物理学、さらには数学まで理系満載で、文系の自分はついていくのが大変だった。暗黒物質やひも理論など、未知の領域が解き明かされようとしている。わからないことはまだたくさんあるけれど、天才的な偉人が解き明かしたようにいつかは全て明らかにされていくのだと思うと、探究心のすごさを感じる。まだ誰も知らないことが多く隠されているからこそ、人は宇宙に惹かれるのかもしれない。2013/09/21

tetsu

11
★4 IPMU(東京大学数物連携宇宙研究機構)の6人が分かっていること、わからないことを分かりやすく解説。 宇宙マイクロ波背景放射、ひも理論、暗黒物質、人間原理など。 実験データや観測データのビックデータとこれまでの理論物理学、数学の論文などを駆使し、AIが宇宙のしくみを解決してくれたらいいのにねぇ。2018/01/14

えいごろう

2
宇宙が一瞬にして広がったこと、今なお膨張し続けていること、素粒子のこと、どれも図もあってわかりやすかった。暗黒物質の正体が知りたい!

nekoboke

2
表紙などの装丁からは、教科書的な一般書の印象をうけるけど、書いている人や内容は、研究の先端を行く人がその内容をできるだけ分かりやすく書いている本。素粒子とか、統一理論とか、やっぱりむずかしかったけど、おもしろかった。子供のころの教科書に載っていた宇宙と違ってた。いろいろな謎が解明されるスピードがここ数十年とかで早まってるらしい。いろんな入門書を読んでまた再読するとさらに面白さが増した。 IPMUの講演会に足を運ぶきっかけとなった本。2011/12/25

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