学研新書<br> ディズニーに学ぶ満足循環力―「お客様満足」+「社員満足」の秘密

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学研新書
ディズニーに学ぶ満足循環力―「お客様満足」+「社員満足」の秘密

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054036789
  • NDC分類 689.21
  • Cコード C0234

内容説明

日本において成熟期を迎えたCS(=お客様満足)とES(=社員満足)の概念。既成概念化しつつあるCS・ESの関係をもういちど見つめ直し、より豊かな実りを得るためのヒントは、東京ディズニーランドにあった。会社のあり方とは、組織づくり、人づくりとは…。CS・ESにより深く取り組み、次のステージへ向かうための満足循環にせまる。

目次

1 CSの王国(CS再考;CSの方程式;CSの仕込み;CSのアクト;CSのリーダー)
2 ESの王国(ESのマジック;ES第一階層;ES第二階層;ES第三階層;ES第四階層)
3 満足循環経営へのチャレンジ(満足を循環させる社員教育;プロジェクトが会社を変える)

著者等紹介

志澤秀一[シザワシュウイチ]
1958年、神奈川県小田原市生まれ。(株)文化計画代表取締役。埼玉大学教養学部卒業後、(株)オリエンタルランド入社。人事部ユニバーシティ課にて、東京ディズニーランド開業前のキャスト教育を担当。その後、広告PR会社勤務を経て独立。主に人材育成・教育、CS・ES推進、地域・レジャー開発企画を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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さきん

22
ユニバーサルスタジオジャパンが興隆するまで、ずっと遊園地業界で圧倒的な集客数を誇っていたディズニーが、いかにその座を維持しているのかについて経営側の努力を解説している。特に清掃を徹底的におこなっていることを基礎に、期待以上のサービスを提供していることが、ブランド力も重なって、成功に結び付けているようだ。良いサービスをするためには、気持ちよくやってもらう必要があり、必然と社員の満足度を上げなくてはならなくなるようである。2017/02/13

かず

7
2008年発行。日本にはCS(顧客満足)の思想がまず入ってきて、その後、従業員満足(ES)の思想が後追いで入ってきた当時、「まず優先すべきはCSか、それともESか」という論議があったそうです。主流は「ESあってのCS」と、ESが主、CSが従の考え方だったそうですが、著者はESとCSを両輪と考え、それぞれが連関し、循環していくべきではないか、と訴えます。私もそう思います。欧米の考え方は兎角二元的に捉えがちで、顧客と従業員を別個に考えたことで、本思想が生まれたのですが、そこは「三方よし」の国 日本です。(続)2017/03/05

aof

4
耳触りの良いことは書いてあるものの、本当のところは全然書いてくれてない気がした。 ここで書かれてることはネット記事でもたぶん読めることで、実際、このふわふわした「期待づくり」とか「お客様ファースト」みたいな考え方をどうやって、社員に落とし込んで、行動にまで繋げてるのかっていうとこは書いてなかった。それが読みたいのになぁ。2019/11/24

noko

4
もとディズニー社員の、ディズニーの経営分析。ディズニーで大事なお客様は、リピーターで、リピーターになってもらうには期待値以上に満足させて記憶に残してもらう事。お客様を満足させるには、従業員が会社に満足していなければ、心を込めた働きがなされないだろうという分析。社員が会社を自分の大切な居場所だと考えるようになると、その居場所を守ろうとか、より良くしようと思うので納得。最近ブラック企業があるが、ブラック企業はいずれ社員からの告発などで痛い目を見るだろう。2014/05/18

Yasunobu Hino

2
ディズニーランドのCSとESについて書かれていた。 ESについて、社員満足の階層とは、会社にいることの満足→与えられた職務に対する満足→他者から認められることの満足→自分が会社の明日にかかわれる満足のピラミッド形式になっている。 2013/08/13

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