内容説明
太平洋で勝利を続ける日本軍は、次なる作戦としてビルマの独立を支援。陸軍1個軍と南遣艦隊を派遣した。南遣艦隊は、インド洋スマトラ島沖でイギリス東洋艦隊と会戦。両軍ともに多大な損害を被る戦いとなった。マーシャル、ウェーク、珊瑚海と負け続けていたアメリカ軍は、この機会を逃さず反抗を開始する。大西洋にあった艦隊のほぼすべてを太平洋にまわし、第3、第5任務部隊を編制、連合艦隊殲滅に向けて動き出した。海軍は第1、第2機動艦隊を迎撃に出すと同時に、パナマ運河を破壊する「渾三号」作戦を始動した―。ついに最終局面を迎えた日米の攻防、果たして勝利はどちらの手に!?シリーズ完結編。
著者等紹介
安芸一穂[アキイチホ]
1949年、神奈川県横浜市生まれ。秩父の山小屋で管理人をするなど、山男として青春の大半を過ごす。フリーライターを経て、『オペレーションMM』シリーズ(朝日ソノラマ刊)で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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