内容説明
1941年7月、独ソが突如同盟し、ソ連極東軍が満州侵攻を開始した。日本は大和・武蔵を出動させて46センチ砲でウラジオ要塞を破壊。ソ連戦車T34を撃退しつつ、零戦が関東軍のウスリー川渡河作戦を支援する。するとヒトラーは独ソ同盟を破棄。ソ連再侵攻を開始した。一方、地中海ではハルゼー艦隊がトリポリを陥落させ、アメリカはきたるフランス上陸作戦に備え、連合艦隊の出動を要請。長門・陸奥がスエズ運河から、大和・武蔵がジブラルタル海峡から、遂に地中海へ進出したのだった。
著者等紹介
田中光二[タナカコウジ]
1941年、ソウル生まれ。早大卒業後、NHKのプロデューサーとなる。作家デビュー後は数々のポリティカル・アドベンチャー、SFの傑作を世に問い、「黄金の罠」で第一回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。