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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
19
「とどつま」のワイワイガヤガヤした雰囲気が弱まり、全体的にしっとりした百合作品に。猫崎さんの雰囲気にも違いがあって、比べてみると面白い。2020/06/28
うっかり呑兵衛
11
前作からの期待のリニューアル。『とどのつまりの有頂天』との違いは作者いわく「全体的にしっとり」とのことで、それがまさに表れたのがラストの「もしもこれが恋なのなら」に対する両者のコントラストであり、良い意味でゾクッとした。2020/07/19
おこげ
7
みことと猫崎さんの間に築かれる純真で丁寧な恋慕。『とどつま』からの読者には馴染みのある「有頂天部」がしっとりと百合度あげリメイクして帰ってきた…なるほど。獅子辺銀のケンカップル、熊兎の幼なじみップルは全くのラブラブで安心。せっかく行き着いた告白がみことと猫崎さんで真逆の反応を見せるこの恋路、まだまだ課題はありそうだ。2020/06/27
Negative Alternative
6
海に囲まれた島に立つ有頂天高校⋯⋯の敷地内に存在する有頂天神社を拠点に、奔放に部活動を始める少女達の物語。『とどのつまりの有頂天』のリニューアル作品。アップテンポな掛け合い、ハイテンションギャグが印象的だったあちらに対し、こちらでは静かな情動や心の揺れが重要視されている。展開がなぞられている第一話を比較すると、猫崎さんのモノローグが一切無くなっていて(全て画で心情表現が行われている)、元は好き合っている2人が空回りするコミカルな導入部だったのが、より純度の高さと両者の距離感を感じさせるものに変化している。2020/08/16
こぼこぼ
5
リブートしたのが吉だったのか凶だったのか,次巻で決まりそうな気がする。巻末の引きが不穏過ぎるからだ。メイン2人の百合描写は「とどのつまり~」よりも確かにしっとり目。2020/07/17