オーシャン・パークの帝王〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048981415
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

タルコットは遺産として受け継いだ別荘で父親からの手紙を発見した。そこには“エクセルシアが始まる”、“アンジェラの恋人”と不可解な言葉が書かれていた。彼は学生時代に通っていたチェス・クラブで、エクセルシアとはチェス・プロブレム(詰めチェス)の一種であるということをつきとめる。さらにアンジェラの恋人の墓を見つけだし、そこであるファイルの入って金庫を発見する。しかしそのとき、尾行していた者に襲われ、金庫を奪われてしまう。エクセルシアとファイルの関係は?消えたポーンの行方は?謎が深まっていくなか、タルコットは自分の知らない父親の真実を探るためジャックに会いにいくが…。

著者等紹介

カーター,スティーヴン・L.[カーター,スティーヴンL.][Carter,Stephen L.]
1982年よりイェール大学のロー・スクールで教鞭をとる。これまで7冊のノンフィクションを上梓し、高い評価を受けている。小説デビュー作となる『オーシャン・パークの帝王』はアメリカで初版50万部という異例の大部数で出版されるなど話題をさらい、ベストセラーとなった。現在はコネティカットに在住

黒原敏行[クロハラトシユキ]
1957年生まれ。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kuppy

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登場人物の大半がブラック”黒い種族”というのが新鮮、結局パンドラの箱が何であったかについては、言われれば納得というところ。チェスの指し手(詰将棋のような)との絡みが私の知識がないせいかピンとこなかった面も。アイビーリーグ、レーガン大統領、フロッピーデスクとか古き良きアメリカワールドであった。実際にその時代にも差別はあったにせよ優秀なブラックは上にいけたし、それゆえ保守、革新両側の政治サイドに翻弄されたのだろう。2021/04/28

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