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内容説明
好敵手・ロックフェローと交わした約束を果たすべく動くミスター・マグナムとアリスたちは、東洋人の女盗賊、ツバキと合流する。そして、たった一発の刻紋弾を用いて街を灰にすると予言された謎の存在“闇の主”を追う。それは悲劇の再来と、仲間たちとの別離をもたらした。そして、全ての哀しみに終止符を打つべく、ミスターとアリスは最終決戦の地へと赴く。「弾丸よ、この世界に愛を教えて―」未来を切り開くマジック・ガンアクション、全ての因果に決着をもたらす緊迫の第3巻登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中性色
13
440ページという長丁場なのだけど、それを感じさせずに読ませるという部分は流石。伏線も回収できてはいる。あとがきに2巻分を纏めたかんじと書いてあったが、キャラの扱い方がちょっと雑なところがあったかなぁと。しかし、ガンアクション部分などはスピード感を残しつつも全ての情報をしっかりと書ききっている部分などは流石といった感じか。2014/09/21
Susumu Miki(Dik-dik)
7
1, 2巻を読み終えていたのに同作者の『滅葬のエルフリーデ』がトラウマになっていて長らく放置していた3巻目ですが、いざ読んでみたら思ったよりちゃんとしていました。放置していてごめんなさい。女性の下着関連の描写に何らかのこだわりがあるのか描写が鬱陶しくて、個人的にはその点はあまり好きじゃないです。「デビュー作がピーク」とならないことを祈りましょう…。2014/10/03
たこやき
6
なんか、強引にまとめたのだな、というのがわかる。序盤に登場したツバキとか、後半は完全に空気状態だったし……後半は、本当に何が何だか……という状況に。これは2巻のときにも感じたのだけど、新人賞応募作品として世界観を含めて、完結した作品を無理やりにシリーズ化した、という弊害だろう。作者が悪い、というよりも、こんな売り方をした出版社側の責任も大きい。ラノベの悪いところが出た作品のように思う。あと、ルビ振り文字連発は単純に読みづらい。2013/11/24
まりも
5
本当に読みにくいんだよな。尺が長い割にはそこまでの内容がないので読むのに体力がいるんですよね。読みにくいことを期待して買ったら予想通り読みにくかったので良かったです。やっぱり1巻で終わらせとけばよかったのになあ。電撃文庫の大賞作は全体を通して微妙な評価しかできない作品が多い。とりあえず次回作に期待です。2013/08/13
1_k
4
前巻、前々巻同様、非常に読みにくく、尺も長いので読みきるだけで疲労困憊、汗だく。さすがに三冊目ともなると、これは欠点ではなく、本シリーズの味のうちと思えるようになってくる。本作で完結、でいいのかな? 個人的には、別作品を読んでみたい。2013/08/13