内容説明
おしゃれとセンスはゲイに学べ。ほぼ日刊イトイ新聞の人気連載が本になった。
目次
LOVE(恋愛の話をしましょ;嫉妬 ほか)
MANNER(わたくしたちのデート;デートのマナー ほか)
PRESENT(記念日と贈り物;贈り物上手になる)
FASHION(美容とダイエック;旅に出ましょう ほか)
LIFE(ゴージャスって何よ?;生きていく私 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
出世八五郎
24
ホモ・ゲイの3人が、愛、旅、老後、デート、マナー、ブランド、ビッチなどについて賑やかに語り合う。対談本とゆうものは基本面白いと思う。それは本書も違わない。ただ、そこまで細かく語るか?というものもあり、単純に対談風に文章を仕上げただけかとも疑うが、所謂神経質であることも本来の自分自身と受容して強く生きている人達なのかも知れない。兎角、面白い。ブランドショップや高級レストランでの振舞い方などは参考にはなる。笑わせてもらうだけじゃなく得るもの多い。2017/05/28
G-dark
12
特に、「男にとって、若い女の子がこだわっているありとあらゆるものは必要悪なんだよ。たとえば洋服、下着、お化粧……。そんなのはぜーんぶ取っ払ったものが最大の価値なんだもの」「そういうのぜんぶ取っ払ったあとのものに、投資をすればいいのにな。まあでも男の子も同じよね。脱いだ自分が中身空っぽじゃあ、抱いてても、抱かれていても、仕方がないかもしんないね」と書いてあるのが、本当にその通りだな、と読んでいて痛感させられました。どんなにうわべだけ綺麗に取り繕っても、中身が伴わなきゃダメ。中身を育てましょう。2017/07/29
わたし
10
3人のゲイの対話本。読むのに凄いエネルギーが要りました、肩ががっちがち。読み終わって思うのは彼らの生活水準は高いという事。パークハイアット、エルメス、ヴィトン、呪文がいっぱい。バブルを経験してるかしてないかで経済感覚は変わってくるとはいえ、おしゃれとセンスの参考は難しそう。私とは大きく視点、気付く所が違うので流し読みして新しい場所を見たように思います。2013/06/03
ロクサン
8
自分なりの矜持をもって日々をすごしたり、甘露で小さな幸せを気の許せる相手とだけ味わったり。山田詠美を読んで「うん、うん」と頷くこととかぶるお話が多かった気がする。「貧乏は甘んじて受け入れるけど貧乏臭いのだけは勘弁!」とかね。2012/01/22
Isuke
7
ほぼ日の連載が好きでよく読んだ。装幀も面白かった。家のどこかにあるはず。探して再読しよう。