内容説明
渡る世間はエセ面ばっかり。あなたもかぶる、ガラスの仮面と鉄仮面。表情に隠されたドラマと本音をえぐる、辛口の顔面絵巻。
目次
1 見られたい人々
2 本能に従う人々
3 困惑する人々
4 演技する人々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こだま
3
平成9年に出版されたものなので、切符を買うのに緊張してしまうという話は時代を感じましたが、今読んでも共感できる内容が多かったです。2022/03/23
mach55
1
駅のキオスクでの緊張感や、きちんとルールに従ったゴミ出しのときに密かに感じていた、マナーを守ってないゴミに対する優越感。病院の診察での自意識過剰感。心を見透かされて恥ずかしくなるほどに分析されています。他人とすれ違うときの表情も、言われてみればけっこう困っていたなぁ、と改めて自覚させられたり。酒井さんの観察力、かなりツボでした。2017/01/26
カンパネルラ
0
自意識過剰がもろに出たエッセイ。女性心理って意味では興味深い所もあるが、ちょっと普通の神経じゃない気もする2005/05/08