内容説明
シチリアのマフィア・ロッセリーニ家の三男として生まれたルカは、規律の厳しい家から逃れるため、亡くなった母の生地である日本への留学を希望していた。しかし兄たちが突きつけてきた条件は、長兄の補佐であるマクシミリアンを護衛役として同行させること。反感を覚え距離を置こうとするルカだったが、任務に忠実なマクシミリアンを遠ざけることはかなわず、却って束縛は強まるばかり。ところがその裏では、ロッセリーニ家の息子であるルカを巡る抗争が始まろうとしていて―!?岩本薫が贈る、極上ラブ・ロマンスが登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フキノトウ
31
マクシミリアンのストイックな感じがツボで、マクシミリアンの風呂上がりの髪から滴が滴り落ちるというか、色気が滴り落ちるというか~なイラストにドキドキして、挙動不審になってしまった(笑)面白かった。2014/07/27
rabbit
17
シリーズ2作目三男ルカのお話 末っ子な天然愛されキャラで、年の離れた兄達から溺愛されて育ったんだなぁという印象でした。マクシミリアンの眼鏡キャラがたまりませんでした。2017/11/11
華里
14
再読。琉佳の意地の張りっぷりが微笑ましい。甘やかされるだけでいたくない…いい子だ。甘ちゃんなところはあるんだけど、育ちの良さがそうさせるのかな…。そして、和輝の登場。うん、やっぱりこれ見てると、まさかな展開なんだよね、恋シリーズは(笑)。2011/06/13
那義乱丸
13
これまた王道。すぐにべそべそするルカには惹かれないし先の展開も読めてしまうのだけど、完璧に見えて実はヘタレ成分ありな攻が好みなのでマクシミリアン(以降マ)に楽しませてもらった。薬投入からその後の展開というお約束な流れも、堅物&過保護なマから漏れ出してるムッツリーニな本性に笑えるし。守護者のタイトルにぴったりのマの愛はこれからもルカを護り抜いていくんだろうな。でも父&兄ズにバレたら大変そう(笑)恋シリーズは全巻読了済みなので今更だけど、和輝とロッセリーニ家との繋がりを知ることができて嬉しい。2013/02/24
ミサワ
12
★★★★☆【ロッセリーニシリーズ2作目】再読。誘惑者の恋を読んだら、和輝が気になって挿絵だけ~と見てたらガッツリ全部読み返してしまいました。ロッセリーニはやっぱ面白いな~。CD聞いてからだと「ルカ様」と呼ぶ声が読みながらいい声で聞こえてくる~マクシミリアンのエロいのに我慢している所好きです。2012/10/20