内容説明
二人の上級生からアプローチを受けて、遥香の初恋は始まった。男らしく洗練された修平と、個性的で翳りのある徳明。しかし遥香に「女優」の道が開けて、心ならずも別れていく…。それは17年間、忘れられない恋とすれ違いのはじまりだった。別れたからこそ、果てしなく思い続ける。真実の純愛小説。
著者等紹介
松本侑子[マツモトユウコ]
作家・翻訳家、日本ペンクラブ会員。1987年『巨食症の明けない夜明け』(集英社文庫)ですばる文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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むつこ
4
大学に入学した遥香と二人の男性の17年の恋物語。初恋は上手に失恋しないといつまでもひきずる。それを純愛と呼ぶべきか・・・こういう恋愛小説を青春モノと思う自分がオバサンになったと実感した。20代で読んでいたら違った感想と行動力に結び付きそうだ。2013/12/13
おぎわら
0
★★★★☆2005/12/29
穂口
0
ヤリサーに入って性に目覚めた女が年をとって,平坦な日常に嫌気がさして妄想してるなにかみたい。2016/11/11
翼
0
途中で飽きちゃった…2015/06/07
かぎしっぽ
0
前に読んだな…飽きて途中でやめたんだな。が、表紙とタイトルに惹かれてまた借りたからには読もう!と思い、読みきりました。かなりメロドラマちっくですが、そんなにつまらなくはないです。結局人って、昔の恋人のことって美化しちゃうのも含めて案外忘れられないものだったりするよなーなんて思わされました。普段はあまり考えませんが、映像化するなら主人公は本仮屋ユイカさんでどうでしょう。2012/12/17