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幸福を売る男

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  • サイズ B6判/ページ数 505p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048735650
  • NDC分類 913.6

内容説明

リストラされ、女房に逃げられた上条真二郎は、なにもやる気がない毎日を向島のマンションで送っていた。ある日、真二郎は出版社に勤める、大学時代の同人誌仲間・石山から、官能小説を書くことを勧められ、小説を書き始める。女房しか知らず、女に縁がない真二郎だったが、題材を探して隅田川沿いを散歩中、橋に佇む女に強い関心を抱く。彼女を尾行し六本木まで向かいながら、もう捨て去っていたと思っていた真二郎の恋愛感情が呼び戻される―。隣に住む芸者。石山の後輩の女性編集者。料亭の女将。様々な女性の悩みに触れるうちに、真二郎は…。大人の男が女性にしてあげられることとは―。大人の生真面目な、恋と、性と、愛の物語。

著者紹介

藤田宜永[フジタヨシナガ]
1950年福井市生まれ。早稲田大学中退後、渡仏。エール・フランスに勤務し、帰国後エッセイを書きはじめる。86年に『野望のラビリンス』で小説デビュー。95年に『鋼鉄の騎士』で第48回日本推理作家協会賞、第13回日本冒険小説協会特別賞を、96年に『巴里からの遺言』で第14回日本冒険小説協会最優秀短編賞を受賞。97年の『樹下の想い』で恋愛小説にも新境地を拓き、99年に『求愛』で第6回島清恋愛文学賞を2001年には『愛の領分』で第125回直木賞を受賞した