タクシー

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048734028
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

蛭間正は何度となく霊に助けられたような経験がある、霊感が強いタクシードライバー。ある夜、何者かに追われ、胸を刺された女性・香月雅代を助けるが、彼女はまもなく息を引き取った。だが、死に際に彼女から佐賀県に連れていって欲しいと懇願され、蛭間は遺体を乗せて佐賀まで向かうことになる。その道すがら、母親を亡くし一人ぼっちになってしまった少女・末永知恵子に、熊本の実家まで連れていって欲しいと頼まれ、同乗させることとなる。しかし蛭間のタクシーを追って謎の人物がせまってきて、彼らから逃げる旅となる…。不思議な縁でつながる、タクシー・ロングドライブ・サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まどまど

3
タクシー運転手の蛭間正は、突然乗ってきた女性が死ぬ間際に言った言葉を守り佐賀県に彼女を連れて行くことに。色々な人と出会い助け助けられながら、彼は使命感を持って、彼女を両親の元に連れて行き、そして、彼女を殺した犯人も捕まえる協力をした。2016/03/05

mamasaku

2
森村誠一さんの本はいろいろ読んでいますが「因縁」が好んで使われませんか?ご都合主義を感じつつ、タクシー運手の仕事からここまで小説にするあたりはさすがなのかも。2014/09/24

万華鏡@アスペ

1
まず思ったのが、普通に病院行けよっていう(笑)霊的なアレも出てくるし終始モヤモヤしたものが拭いきれなかった。一期一会って言葉がよく出てきたけど、この本をもう一度読むことはないかな。2014/12/04

アタケ

1
タクシー運転手の苦労話やちょっとした出来事を期待して読んでたら、オカルトっぽいサスペンスタッチに話が転がっていく。この主人公、無趣味人間で、五十か六十代に思ってしまった。2012/03/16

teru1790

1
まず、ありえない話。 だけど、それを最後まで読ませてしまうのは、さすが森村誠一。2010/03/31

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