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混沌(カオス)の脳

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048732727
  • NDC分類 913.6

内容説明

高校生活最後の春休みに突然、意識不明になった僕、都築恒平は、見覚えのない豪邸のベッドで目を覚ました。しかも、驚いたことに、やつれきった中年の男の姿に変貌しているではないか!やがて、妻と称する母親ほどの年長の美女、圭子が現れる。混乱する僕の目の前で、18歳の自分がペニスを隆々と勃起させて圭子にのしかかっていく―。勝ち誇った笑みを浮かべた‘彼’は僕の最愛の恋人、加奈に危害を加えることを示唆して去っていった。不可思議な出来事の説明を求めて詰め寄る僕をかわした圭子だが、まもなく真っ赤な絨毯の上で首吊り死体となって発見される。屋敷の研究室にあった黄色く変色したゲーテの大作『ファウスト』はいったい何を意味するのか?18歳の自分に宛てた遺言状の意図は?21世紀に起こりうる悪夢を予言する異色のジャンルミックス長編書き下ろし。

著者紹介

響堂新[キョウドウシン]
1960年岡山県生まれ。岡山大学医学部卒。医師。大阪大学にて分子生物学、ウイルス学の研究に従事した後、1994年より関西空港にて感染症の侵入防止業務、海外旅行者の健康相談等にあたる。1998年、『紫の悪魔』にて第3回新潮ミステリー倶楽部賞島田荘司特別賞を受賞し、作家としてデビュー。現在は文筆業に専念。神奈川県(横須賀市)在住。著書は他に『血ダルマ熱』、『超人計画』がある

出版社内容情報

窶れきった知しらない中年の男に変貌した18歳と都築恒平。そして屋敷の〈研究室〉にあるゲーテの大作『ファウスト』の意味すものは?21世紀には起こりうる医学小説の傑作!