カドコミ くらやみガールズトーク 〈１〉

ウラモトユウコ/朱野帰子

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2025/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 176p／高さ 19cm
• 商品コード 9784048114646
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

「私の話かと思った」共感の声、殺到！
コミックナタリー主催　タテ読みマンガアワード 2024　国内作品部門ノミネート
大注目のタテスクロール作品がフルカラーで書籍化！

＜あらすじ＞
第1章『花嫁衣装』

たくさんの人に祝福され、幸せな結婚生活をスタートさせた朱莉。
しかし、結婚を機に変えることになった「名字」によって、
朱莉の日常は思ってもみなかった方向へと転がり始める――

私は何も変わらないはずなのに、
別の「なにか」になってしまったように感じるのはなぜ？

女性が「くらやみ」へとしまい込んできた本音に寄り添い、
力強く解放してくれる……
今を生きる私たちのための物語、開幕。

人生の節目で積もる不安、悲しみ、怒り、そして、恨み……
誰にも言えない、でも誰もが抱える感情が姿を変え、暗闇からあふれ出す――
朱野帰子の珠玉の怪談短編集をウラモトユウコにより待望の漫画化！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うさぎや]

ぞっとする。まさにくらやみだ。

2025/02/15

[Yukipitasu]

キャンドレアの新刊。　わたし、定時で帰ります。ってドラマ面白かったよね。これも面白いね。　カラーだからこそ白と黒のコントラストがより映える良いフルカラー漫画だった。　あの百合の花の薫りを纏った白無垢の花嫁さんが本当に光っているように見えた。色の使い方が上手。　自分の旧姓の痕跡をどんどん捨てていく描写が印象に残った。　祖母世代と違い、新しい戸籍を作り、それぞれの家から独立して対等な関係を作るのが今の夫婦、のはずなのに。家父長制の名残というのは恐ろしい。

2025/02/12