内容説明
税務署には「より多くの税金を取ってくる」という暗黙の命題がある。税務署員は、税金を誤魔化そうとする悪質な納税者を見つけ出し、追徴課税を狙っている。本書では、元国税調査官の著者が税務署はどのような手を使い、脱税を摘発しているのかを、具体的なエピソードを交えながら紹介していく。「税務署は正義の味方ではなく、税金を取ることが使命」「脱税者は様々な手口で脱税をする」―税務署員は今もあなたを見張っている…。
目次
序章 税務調査ってなんだ?
第1章 使い込みという脱税
第2章 行列ができるラーメン店の脱税
第3章 住職の罰当たりな脱税
第4章 裏リベートという脱税手法
第5章 調査官は今もあなたを見張っている
第6章 隠し口座が見つかる
第7章 カリスマ・ホストの巧妙な脱税
第8章 領収書を偽造すれば脱税できるのか?
第9章 どんな善人でも脱税する
著者等紹介
大村大次郎[オオムラオオジロウ]
元国税調査官。国税局で10年間、主に法人税担当調査官として勤務し、退職後、経営コンサルタント、フリーライターとなる。執筆、ラジオ出演、テレビ番組の監修など幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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