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出版社内容情報
森に夜が訪れる。それは静かで、密やかなひと時。
森で暮らすふたりの小人、ハクメイとミコチ。昼間は仕事や遊びで過ごして、その後は……? ゆっくり、静かに、少しだけ切なく流れる夜の時間。その時にしか見えないものもあるのです。
夜汽車、月夜の晩酌、夜更けの珈琲、お祭り前夜など、“夜の愉しみ”が描かれたエピソードを多数収録した、第4巻!
1 ~ 1件/全1件
- 評価
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工藤さんちの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T.Y.
91
セン作のフグの骨による潜水艇・サイモンで湖に潜水、祭に出店、馴染みの喫茶店の珈琲ミル修理、竹で露天風呂作成、ミコチの姉アユネが大根を持って登場、夜汽車…と相変わらず食を中心に温かい生活感と人情を感じさせる話が続くが、目立ったのは主人公コンビ不在で、美容師ジャダの家が倒れたところにイワシが出会う話。二人ともいいキャラしてて、こんなところにも繋がりが生じる楽しさ。温泉はいずれ再チャレンジで今度こそ入れる話が見たいところ。あまりスケールは感じないことが多いが、珈琲豆の砕き方に久々に彼女達の小ささを見た。2016/01/16
じょり
85
今回はとってもゆったりした話ばかりで癒された。あの美容師さんとこのねじは歴史的価値のある凄いやつだったのか・・・イワシさん良いもんもらったねぇ。しかしなぜモヒカンにこだわるのか。じぶんもしてないのにね。イワシさんのモヒカンは良かった。ミコチの姉は結婚するから妹に逢いたくなったんだろう。自分から言わないってのは照れ隠しなのか。ミルが付喪神になる話を見て思ったのは粋な人物描くのがうまいよねこの人。マスターもその母ちゃんもかっこいいわ。2016/01/16
ハイカラ
79
潜水したり屋台出したり夜汽車に乗ったり。今巻もこれまでと同じく心癒される話ばかりで大変満足した。何というか、自分の中にある理想の暮らしが体現されていてワクワク感がすごい。揚げ山芋食べたくなりました。2016/01/29
gelatin
69
★★★★(★) 手に入れたら何度も繰り返し読む漫画。今巻は、夜のお話。小さくて緻密な世界を念入りに描き込む作業そのものが既にファンタジーなのかもしれません。そういえばこれにもたくさん食べ物が出てきますが、フィクションや甘そうな物ばかりでなく日本酒や和食が出てきます。不思議と「今度やってみよう」とはなりません。美味しそうな様子も含めて、その世界が完成されているからなのかもしれません。2016/01/17
mt.gucti
61
相変わらずの壱話毎の密度感、一気に読むのがもったいなくて、壱話ずつ、寝る前に読み進めました\(^o^)/。どのお話も好きだけれど、お風呂のあたりで、二人の脚の指にびっくり。ちゃんと有ったんだね(´・ω・`)。2016/02/02