内容説明
三月、帝都では総選挙が行われていた。「桃花祭」と呼ばれる白百合女学院卒業式の代表生徒を決めるのだ。結果はもちろん、朱雀の戦士・芙蓉薫子!式当日、お祝いに駆けつけた蒼司朗と清志朗、ビヨ四神たち。しかし、薫子が若様から代表生徒の証である宝冠を授与された瞬間、謎の『怪人黒マント』が現れ宝冠を奪い去ってしまった!!不埓な泥棒許すまじと、大切な宝冠を取り戻すために走りだした蒼司朗だったが―行く手には、様々な罠が!?少年の運命が花開く、お庭番シリーズ・第九弾。
著者等紹介
流星香[ナガレセイカ]
大阪生まれ大阪育ちの、大阪在住大阪人。戦国時代ファンタジーでデビュー。ファンタジー作家として、これまでに多数の著作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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梅みかん
6
蟲とか関係なくほのぼのとした話。帝都民皆で仕掛けるどっきりとは、蒼司朗じゃなくても脱力する。清志朗とのやりとりが、読んでて恥ずかしい(笑)2017/05/01
いお
2
馨子先輩の女学院卒業式(桃花祭)と、怪人黒マントの話。黒マント、最後まで正体が判らず、蒼司朗と一緒に脱力…。若様成分が米粒くらい少なかったな~2015/09/01
ユイ
2
四神鍋と怪人。怪人の正体はあからさまでしたが、ねこ鍋ならぬ四神鍋は・・・!カラーで見たかった!2015/01/09
りん
1
「ドタバタコメディ」というのがピッタリなお話でした。それから、最後の、清ちゃんと蒼司郎くんのやり取り、若様と勇輝くんに見せつけるように甘やかしちゃって、微笑ましいけど恥ずかしい(笑)2016/01/31
アクセプター
1
再読しました。珍しく薫子様がメインに近い巻2013/09/17