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流れをつかむ日本の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784044000936
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

東大流で身につく大人の教養!??今を生きる智慧は歴史が教えてくれる!日本史を学ぶ上で重要なことは、「歴史の流れをつかむ」こと――。
教科書の年代や用語を覚えるよりも、もっと大切なのは、なぜそれが起きたのか、どう時代が動いたかという「流れをつかむ」ことである。
本書は、教科書の執筆にも携わる、第一線の歴史学者が、教科書にはまだ採用されていない最新の研究成果も踏まえながら、初めて書き下ろした日本史通史の決定版。
「現代史のあり方には、すべて歴史的に形成された要因がある」からこそ、日本史の大きな流れをつかむことで、現在の複雑な世界情勢まで理解することにもつながる。大人のための教養本!

序章 日本史の流れ

【第一部 原始・古代】
第一章 ヤマト政権の成立――旧石器・縄文・弥生・古墳時代
第二章 飛鳥の朝廷と平城京――飛鳥・奈良時代
第三章 王朝国家の成立と摂関政治――平安時代前期・中期

【第二部 中世】
第一章 院政と平氏政権――平安時代後期
第二章 最初の武家政権――鎌倉時代
第三章 南北朝と室町幕府――室町時代
第四章 戦国時代

【第三部 近世】
第一章 織豊政権――安土・桃山時代
第二章 天下泰平の時代――江戸幕府
第三章 幕末の動乱

【第四部 近代】
第一章 近代国家の成立――明治時代
第二章 大正デモクラシー――大正時代
第三章 戦争の時代――昭和時代前期

終章 現代の日本と世界

山本 博文[ヤマモト ヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書に、『歴史をつかむ技法』(新潮新書)、『大江戸御家相続』(朝日新書)など多数。角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』の全巻監修を担当。NHK Eテレ「知恵泉」などテレビ出演も多数。

内容説明

教科書の年代や用語を覚えるよりも、もっと大切なのは、なぜそれが起きたのか、どう時代が動いたかという「流れをつかむ」こと。教科書の執筆にも携わる、第一線の歴史家が、教科書にはまだ採用されていない最新の研究成果も踏まえながら、初めて書き下ろした日本通史の決定版!

目次

日本史の流れ
第1部 原始・古代(ヤマト政権の成立―旧石器・縄文・弥生・古墳時代;飛鳥の朝廷と平城京―飛鳥・奈良時代;王朝国家の成立と摂関政治―平安時代前期・中期)
第2部 中世(院政と平氏政権―平安時代後期;最初の武家政権―鎌倉時代;南北朝と室町幕府―室町時代;戦国時代)
第3部 近世(織豊政権―安土・桃山時代;天下泰平の時代―江戸幕府;幕末の動乱)
第4部 近代(近代国家の成立―明治時代;大正デモクラシー―大正時代;戦争の時代―昭和時代前期)

著者等紹介

山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

謙信公

14
タイトル通り、わかりやすく日本の歴史の流れをつかむことができる。歴史学者は往々にして他の分野の意見を排除し、唯物史観に囚われすぎるきらいがあるが、本書では歴史研究者だけでなく、様々なジャンルの研究者の著書、論文も引用している。特に秀吉の唐入りや近代など、彼の地の現状の詳細な記述や日本の立場も主張されていて、公平な記述がなされている。自虐史観にさいなまれた現行の教科書よりずっとよい。流れを重視するあまり、政治史に偏り、文化や庶民社会の記述が少ないのが気になるが、この本を教科書にすると歴史に興味が持てるかも。2023/11/15

スローリーダー

8
学校の日本史の授業では近現代は殆ど習わなかった。教師の時間配分に問題があったのか、意図的に近現代を避けたのか。通史で見ると、古代から戦国時代までは一通り掴んでおけば十分だ。秀吉以降江戸時代は現代の社会システムの素地が作られ始めたので因果関係や背後関係など広め深めに知っておきたい。幕末から明治維新、戦後処理辺りまでは今の自分たちの生活や自分の人生に大きく影響しているので事実をもっと詳しく知り、理解しなければならないと思った。戦後教育で刷り込まれた歴史認識を疑い、歴史をニュートラルに見直してみたい。2017/03/11

はち

5
日本史がよくわからないまま大人になってしまったので笑 挑戦してみました。 タイトル通り流れがよくわかる内容で日本の変遷が理解できました。 それぞれの時代のトップが家族や民衆、時には自分自身を守るために様々な決断をしていたということと、自身の力を過信していたら足元をすくわれるもんだなぁと思いつつ読了しました。2019/04/25

朔麻

4
自分でもよく読んだと思う。面白いか面白くないかといえば面白くはない。筆者の主観が多大に盛り込まれているので、(特に近現代は)この本だけを正しいと思って読むのはどうかと思う。考え方の一つとしては参考になる。どうしても「勝てば官軍」理論となってしまう。この本で米軍を主とした連合国軍の行動のおかしさ、隣国の不可解な言動を考えるようにしたい。もちろん、日本の行動の反省も。2016/10/21

ほけっち@マルポテ

2
歴史を流れの中で一気に読むと、同じような場面に出会います。 ◆奈良時代〜80年間の間に、政変や反乱が相次ぎます。天皇の継承、皇位をめぐっての不安定さから、行政制度がいかに整っていても、その隙きをつくように、乱が起きる場面。 ◆鎌倉末期〜室町時代 滅亡は、単なる恩賞や御家人の不満だけでなく、皇位をめぐっての、天皇家の対立(後醍醐天皇)・・その後の南北朝と、やはりここでも、皇位が深く関わってきます。 授業で、意識していませんでしたが、権威が安定していることが、政治主体の武家にも大きく関わっていると思いました。2020/03/17

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