感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャル
5
戦国時代における日本とヨーロッパの結びつきを、様々な議題と観点から見ていく一冊。海を渡ってヨーロッパに派遣された人々や、キリスト教に目覚めた人々、または鉄砲という新兵器など、未知の文化との接触がもたらした時代の変化の大きさを実感する。特にこの時代にヨーロッパに送られた使節団が世界の広がりとつながりを感じさせるが、その後の鎖国とキリスト教禁止令によって彼らの運命が急変するのが物悲しい。個人的に印象的だったのは伊達政宗で、徳川に代わって日本を取ることを見越した貿易ルートの開拓を考えていたのには驚かされる。2013/05/15
夢仙人
0
面白かった。2012/07/18