角川文庫<br> つかへい腹黒日記

角川文庫
つかへい腹黒日記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041422113
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

31
82年初刊、84年文庫。夕刊フジの連載日記を含むエッセイ集。今、読むと悪口芸、本音芸が、ビートたけしの亜流にしか思えず退屈のきわみ。実際は、たけしのほうが、つかの影響をうけているようだが。解説担当の「和気元」という人が誰なのか、わからなかったが。調べてみると、雑誌「新劇」の編集者の人のようだ2019/11/08

現在葬送のフリーレンのコスプレ中・寺「葬送のフリーレンて何や!」

28
20年振り位の再読。つかさんが蒲田行進曲を書き上げて、直木賞を受賞する迄の日記。つかさんの日記シリーズは昔大好きだった。今読んでも面白い。今の幻冬舎社長見城徹がつかさんにいじめられ、風間杜夫、平田満、柄本明、石丸謙二郎といった面々が登場。しかも嘘ばかり(笑)。後半のはみだしエッセイも嘘ばかり。しかし132ページ、漫才ブームの最中、つか作品からパクられているという読者の質問(これもつかさんの自作自演)に、『漫才ごときにいちいち腹なんか立てられるかよ。オラァ、忙しいんだ。』と答えている。この解答を見て感心した2012/03/02

コジターレ

9
初版刊行が35年前。当時の本を読むと,どうしても懐古趣味に走ってしまう。ただ,それだけでなく,著者の考えから学ぶところが多い。他者に対する愛情を表面的な言葉や態度だけで捉えないことの大切さ,生き方の美学を持つこと,生きていく上での妄想の効能,道を外れることへの寛容性。そういったを自分はどれだけ持つことができているかを考える機会になった。あと,気楽に読めて笑える本だったので,良い気分転換になった。2020/11/19

けいちゃっぷ

3
超真実日記。つまり、ウソ?ほんと?いえいえ、面白ければいいのです。

クッシー

1
日記の90%は嘘なんだろうけど、暴言、差別的な言葉が行き交う。昭和だから許される感じは多分にある。つかさんの文章は熱い。命削ってると思う。そこまでしてお客さん(読み手)に喜んでもらおうとする心意気が伝わった。2023/05/17

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