出版社内容情報
人間関係ほど複雑なものはない……人間の闇に迫る、珠玉の短編集。大学時代の友人と共に信州に向かうことになった西本刑事。しかし、列車で彼と別れた途端、殺人事件が起こる。そこには、ダイヤを使ったトリックが隠されていた……。他、5編収録。
西村 京太郎[ニシムラ キョウタロウ]
1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。トラベル・ミステリーで活躍。
内容説明
警視庁捜査一課の西本刑事が乗車していた急行アルプスから、刺殺体が発見された。気になった西本は松本署に協力して、東京に戻ってからも被害者の和多を調べ続ける。数日後、和多が仕事を依頼していた私立探偵も殺害された。事件を担当した十津川警部は、すぐに西本を捜査に加えて、事件解決の糸口を探す。(「裏切りの中央本線」)郷里に結婚報告をしに行くと言ったきり、姿を消した矢野みどり。心配した恋人の高見は、彼女の妹と共に行方を追うことに。二人が入った店のテレビから、鬼怒川で女性の遺体が発見されたというニュースが流れる。(「死への旅『奥羽本線』」)貴重な傑作6編が再登場!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。トラベル・ミステリーで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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