出版社内容情報
いたずらが過ぎてむれを追いだされたひつじと、お腹を空かせたおおかみたちのユーモラスな話。「ちょっと、からかっただけじゃないか」
いたずら好きのひつじのメイクは、おおかみの毛皮を着て仲間をおどろかせ、けがをさせてしまいます。
「でていってもらうしかあるまい」
むれを追いだされてしまったメイクでしたが、ぐうぜんにも本物のおおかみたちの恐ろしいたくらみを聞いてしまいます。
「くらくなったら、いっぴきのこらず…」
驚いたメイクは、仲間をすくうために、かくごを決めておおかみたちの前におどりでますが……。
ふじおけんた[フジオケンタ]
著・文・その他/イラスト
内容説明
おいおまえ、なんでそんなにうまそうなにおいがするんだ?むれを追いだされた1ぴきのひつじと、お腹をすかせた10ぴきのおおかみの話。3歳から。
著者等紹介
ふじおけんた[フジオケンタ]
1965年長野県生まれ。横浜商科大学卒業後、公務員などをへて絵本の創作をはじめる。『いたずらひつじとおおかみのけがわ』が第一作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
44
作者のデビュー作。おおかみの皮をかぶっていたずらをして群れを追い出されるひつじのメイク。その後、お腹を空かせたオオカミに出会う。どうなるかと思ったら、メイクが一枚上手でした。2019/05/02
遠い日
13
オオカミの毛皮でとんでもないいたずらをして、オオカミの毛皮で決死の行動に挑む。自分のしたことの償いと、ふりしぼられる勇気。絵本というより幼年童話の味わい。ぼろぼろになったメイク、ちょっとかっこいいぞ。2018/08/27
おはなし会 芽ぶっく
9
おおかみがきたぞ的なおはなしかと思ったら違いました。おおかみの毛皮を着たメイクのいたずらで親友のモックが大けが。みんなから追い出されたメイクは本物のおおかみが大事な仲間達を襲う計画を聞いてしまう。何とかしようとメイクが考えたのは。2018/12/24
ちょこちょこ
8
マイク、やりすぎ!でも仲間を守るために知恵を絞って守り抜く。仲間はマイクの頑張り気づいてないみたい?!2020/08/26
timeturner
5
途中まではよくある話かなと思ってたけど、途中からどきどきの展開になった。最後のメイクとモックの会話がさりげなくていい感じ。2019/05/24